仙台国際音楽コンクール
審査委員によるマスタークラスを聴きに行きました。
世界の第一線で活躍する演奏家、指導者による公開レッスンです。
レッスン受講生は6名(レッスン時間はそれぞれ1時間)
ピアノ部門のダン・タイソン先生
ミヒャエル・シェーファー先生
アンドレア・ボナッタ先生による公開レッスンです。
初めにダン・タイソン先生による公開レッスン。
ショパン/ノクターン第17番
の演奏が印象的でした。
私はショパンの中では、ノクターンが一番好きなのです(心が落ち着くので…)。
ダン・タイソン先生の言葉で「音楽は、最後は静けさが必要(特にノクターンは静寂から始める)。
音楽に静寂は、とても重要なのです」という言葉が印象的でした。
そして「曲には自然の流れが大事。具体的にどんなものをイメージするのか?」
「例えばショパンが、ノクターン第17番を作曲した時、どんな想いで作ったものか?」
確かにどの曲も、作曲家の気持ちになって弾かないといけませんね。
ショパンが感じた「ノクターン」とは?
「ノクターン第17番に出てくるこのきれいなトリルは、涙…ではないのか?
では、どのようにそのトリルを弾くのか?
ただ、きれいにトリルを弾けば良いのではない(先生がトリルを弾きながら、どのように弾けば良いのかを説明しました)。
どこもかしこも、表情豊かに弾けば良いわけではない(結果…飽きてしまう)」
など、曲のポイントも分かりやすく説明していて、とても勉強になりました。
特に、ペダルの使い方も細やかに指導していて
(自分では気を付けているつもりでも)やはり、もっと気を付けて練習しなければ…と思いました。
とても深い内容の公開レッスン。
この続きは少々長くなりますので、3回に分けてお話ししたいと思います♪
次回へ続く。。。