ピアニスト福原佳三さんのベートーヴェンピアノリサイタル。
初めの曲は、ピアノソナタ第9番。
この曲はベートーヴェンピアノソナタの中でも大好きな一曲です。
とても切れのよい明るい音色で、ピアノの響きもとても良く響いていました。
第2楽章での自然な流れの美しい旋律にはうっとりと…
第3楽章では、速いパッセージなのに一つ一つの音がクリア。。。
そして繰り広げられるアルペジオが、カッコイイのです。
さすがベートーヴェン、和音とアルペジオとスケールの調和が素晴らしいです。
次に、ピアノソナタ第10番。
第一楽章は軽やかで、まるで宮廷音楽を感じさせる曲です。
同じモチーフが何回も繰り返され、流れるような曲の中にも変化していく曲想を楽しみました♪
そして第2楽章では重音奏が多用されているのに、この軽やかさは?
左手がメロディーになっている間の、右手での流れるような伴奏が、
見事です。
そして第3楽章へ…
スケールで始まり、そしてメロディーが軽やかな分散和音。
最後までクリアな音色と軽快な演奏に、感激でした♪
続きは、次回へ…