詩が好きな私。
花の詩画集で「鈴の鳴る道」を読んでいました。
この詩画集を書いた「星野富弘さん」は、不慮の事故で手足の自由を失い
僅かに動く口に筆をくわえて詩や絵を描き続けました。
一つの作品を仕上げるのに、十日から十五日かかるそうです。
一日にどんなに無理をしても、二時間くらいしか筆をくわえられません。
そんな詩画集から二つの作品を紹介したいと思います。
「のろくてもいいじゃないか
新しい雪の上を歩くようなもの
ゆっくり歩けば足跡がきれいに残る」
この詩に、共感しました。
実は、私はとてもゆっくりなマイペース派。
普通よりも、どちらかというとのろいタイプ。
速く歩くと、雪の上に足跡はわずかしか残りませんが、ゆっくり一歩一歩歩いて行けば足跡がきれいに残ります。
遅くても、一歩一歩ゆっくりと確実に進んで行った方が確かに良いですね。
もう一つの作品
「命が一番大切だと思っていたころ
生きるのが苦しかった
命より大切なものがあると知った日
生きるのが
嬉しかった」
大切なもの…。
普段の生活では、あまり考えないかも知れませんが「いのち」が一番大切だと当然に思っていました。
いのちは確かに大切ですが、いのちにこだわるよりも、もっと大切にしなければいけないものはあるのかも知れません。
具体的には、あえて書きませんが…。
また一つお勉強になりました♪